（株）鉄人化ホールディングス

平成11年に金融機関出身の日野洋一氏がカラオケボックスの運営を目的として㈱鉄人化計画を設立、翌12年に川崎市高津区に「カラオケの鉄人」1号店を開業した。その後は独自のカラオケ操作システムを導入し、積極的な出店や飲食経営や美容事業等多角化も推進して売上高を伸ばし、16年7月に株式上場を果たし、26/8期には101億円の売上高を計上した。

しかし、日野氏は平成26年には辞任しており、その後は代表者の解任や不採算店の閉鎖もあり債務超過に転落した時期もあって紆余曲折を辿ってきた。その後に日野氏の個人的な資産管理会社のファースト・パシフィック・キャピタル㈲が第三者割当増資を引受け多額の資金を調達、・・・