日本アンテナ㈱ ( 7/13 配信 )

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上場企業

度重なるリストラ断行の影響は

コード

062

格付け

DD

本社所在地

東京都荒川区西尾久7-49-8

業種

アンテナ製造、電気通信工事

代表者

瀧澤 功一

決算期

令和4年3月期

従業員数

640

売上高

12,606

資本金

4,673

利益

▲1,766

昭和28年2月1日NHKが初めて国内テレビ放送を開始。ニュース放送やスポーツ中継など多くの国民に影響を与えた時代に当社は設立された。自動車ラジオ用アンテナ及びテレビ用アンテナの製造販売を開始。日本の経済成長に伴うテレビや自動車の急速な普及で業績は堅調に推移。現在は映像通信用電子機器の製造販売や電気通信工事を営んでおり、特に消防・救急デジタル無線ではトップシェアを誇っている。主力商品は家庭用地デジ放送対応アンテナと受信機器・共同受信用システム機器。平成2年9月に株式上場を果たしている。

平成26年に総務省が発表した4K放送推進の影響でテレビの買控えが発生し業績が低迷、平成29年に60名のリストラ実施でこの難局を乗り切る事態となった。その後は4K・8Kデジタル伝送機器関連の開発に注力。平成31年4月には東芝コンシューママーケティング㈱のアンテナ・メディア機器を事業を譲受、また令和2年のコロナ禍の際でも、政府のテレワーク推進で官需および民需向け通信関連機器の販売が堅調に推移していた。しかし・・・。

業績推移

売上高

経常利益

当期純利益

H31/3

16,692

1,054

1,090

2/3

16,535

768

497

3/3

15,297

230

▲79

4/3

12,606

▲1,225

▲1,766

5/3(予)

13,600

▲ 1,170

▲1,200

単位:百万円