㈱テーオーホールディングス（９月３日　配信）

昭和25年に北海道函館市で個人創業した木材販売業の小笠原商店が前身。同30年に法人組織化。同37年に小笠原不動産㈱を設立し不動産事業に進出。その後もローン事業や保険事業、流通事業（百貨店・ホームセンター）など多数の事業に進出しグループを形成。平成3年に株式公開（現在のJASDAQ）。同29年に持株会社へ移行。

持株会社への移行に伴い、会社分割により主要事業を子会社へ承継。地場密着型の事業で文字通り地元住民の生活に密着した幅広い事業を展開。前期連結ベースの事業構成は流通37.6％、自動車関連27.8％、木材17.5％、建設9.9％、住宅2.7％、不動産賃貸0.8％、スポーツクラブ0.4％、その他3.3％の割合。

函館市は五稜郭など歴史的な観光資源があり、北海道南部に位置し青函フェリーで青森県からの玄関口であったが、観光客の増加が期待された北海道新幹線開通も地元経済への影響は乏しく・・・