オンキヨーホームエンターテイメント㈱ （７月７日　配信）

オンキヨーホームエンターテイメント㈱は、㈱デノン、ティアック㈱及びヤマハ㈱などと同様にデジタルオーディオ勃興期やピュアオーディオ衰退期を生き延びた数少ない音響機器メーカーの1社である。

昭和21年に松下電器産業㈱（現・パナソニック㈱）でスピーカー製造工場の工場長を務めた後に独立した五代武が「大阪電気音響社」として創業。同32年には東芝グループ入り。
平成10年には長期に続く赤字の影響で主要工場及び本社敷地を大幅に縮小。同22年に単独株式移転を行い、同名の持株会社オンキヨー㈱（2代目）を新たに設立しジャスダックに新規上場。その後同24年に世界的に有名なギターメーカーのギブソン社が資本参加したほか、ティアック㈱との間で資本業務を提携。

令和2年に上記のオンキヨー㈱（2代目）と子会社のオンキヨー&パイオニア㈱が合併し、社名をオンキヨーホームエンターテイメント㈱へ変更。ホームAV事業、デジタルライフ事業、ゲーミング事業の主力3事業を展開することとなった。
しかしながら主力3事業は共に縮小を避けられず・・・。

4/3（予）　ホームAV事業売却の影響の不確実性が高く、連結業績予想を合理的に算出することが困難なことから未定