日本アンテナ(株)

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上場企業

経営不振でエレコムと経営統合、上場廃止へ…

コード

062

格付け

DD

本社所在地

東京都荒川区西尾久7-49-8

業種

アンテナ製造、電気通信工事

代表者

瀧澤 功一

決算期

令和6年3月期

従業員数

416名

売上高

11,386百万円

資本金

46億7,300万円

利益

▲2,906百万円

国内初のテレビ放送を開始した昭和28年に設立。テレビ用アンテナ及び自動車ラジオ用アンテナの製造販売を開始した。日本の高度経済成長に伴い、テレビや自動車が急速に普及したことで業績は堅調に推移。現在は映像通信用電子機器の製造販売に加え電気通信工事業を手掛けている。特に消防・救急デジタル無線ではトップシェアを誇る。主力商品は家庭用地デジ放送対応アンテナと受信機器・共同受信用システム機器。平成2年9月には株式上場を果たしている。

総務省が発表した4K放送普及推進の影響でテレビの買控えなどが発生して平成29年には業績が一時低迷、リストラを断行して難局を乗り切ったが、その後もケーブルテレビやインターネットに接続して視聴するストリーミングメディアの台頭および少子高齢化やZ世代のテレビ離れに加え、loT技術を生かした河川水位監視システムなど新分野開拓などで研究費が膨らむなど様々な要因が重なり業績は低迷していった。・・・

業績推移

売上高

経常利益

当期純利益

R4/3

12,606

▲1,225

▲1,766

R5/3

12,070

▲1,933

▲1,861

R6/3

11,386

▲1,918

▲2,906

R7/3(2四)

4,646

▲406

▲655

R7/3(予)

※現段階で合理的な業績予想の算定が困難であるため

単位:百万円