(株)オルトプラス

創業者の石井武はベンチャーキャピタリスト時代に、ITやデジタルコンテンツを扱う企業への投資などを通じて、起業を決意した。当社はソーシャルゲームを中心に企画、開発、運営、ITサービスの開発、運営支援事業をなどを手掛ける。転機は平成24年9月にソーシャルゲーム事業で先行するグリー㈱との業務提携契約を締結、共作したグリーのソーシャルゲーム「バハムートブレイブ」などがヒットして当社の知名度も上昇したことで、平成25年3月に株式上場を果たした。その実績を買われ㈱スクウェア・エニックスや㈱バンダイナムコエンターテインメントなどとの事業提携を経てゲーム開発の人材派遣事業なども手掛けるまでに成長した。その後もグリー㈱とは合弁会社を設立するなど、より深い事業関係を築いている。しかし平成26年9月期より、複数のゲームタイトルを多く抱えたことで、思うような利益を上げれず、費用先行が相次いだことで赤字体質となり、不振ゲームの終息や開発費抑制の鬩ぎあいが常態化していた。平成30年にはの豪マッコーリー銀行とSBI証券より新株予約権割当による約30億円の資金調達をおこない事業の立て直しを図るが、開発ゲーム数が多いうえ、映像の高度化に伴う制作コストの高騰などに苦しんだ。・・・